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●七月の中旬には清水の滝のほとりで、恒例の山開きの行事が行われます。これは夏の観光シーズンを迎え、山に入る人々の安全を祈願するもの。
清水の滝は落差75m・幅約13mの威容を誇り、西日本一の名瀑布ともいわれる小城の名所。別名を玉簾(たますだれ)の滝ともいいます。また滝のすぐ傍らには、佐賀初代藩主・鍋島勝茂が建立した清水山見瀧寺宝地院もあり、現在も観音信仰と水かかり修行の霊場として、訪れる人は後を絶ちません。
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●この行事では見瀧寺宝地院住職の読経の後、集まった関係者がお祓いを受け、滝壺に酒や塩をまいて安全を祈願します。
その後はいよいよ地元の有志が滝壺に入り、一心不乱に滝に打たれる水業を披露。夏とはいえ山の冷水を全身で受ける荒行に、有志の顔はゆがみ耳や指先はみるみる紅く染まります。祈りの声はきっと、観音様にも届いていることでしょう。
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●清水の滝の水は、「全国名水百選」(昭和60年・環境庁認定)の一つにも選ばれる名水。
清冽な水に洗われた鯉料理の味は格別で、この地区の名物の一つにもなっています。宝地院の門前にはこうした鯉料理の店が軒を連ね、夏の暑い盛りには毎年、舌の肥えた多くの涼み客が訪れます。
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●水業の後は一転して和やかムード。バイオリンの清らかな音色が、滝の音と見事に融合。
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●滝の前では書道家による実演も行われた。これは「恕」という字だとか…。 |
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