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鬱蒼とした杉の古木に包まれ独特の雰囲気が漂う古社は、晴気(はるけ)天山神社。ここは天山の八合目にある天山神社上宮の、小城に二つある下宮のうちの一つで、もう一つの下宮は岩蔵天山神社です。

 晴気天山神社は長保4年(1002)、藤原康家が再興したといわれる歴史ある社。千葉氏が当地の地頭になってからはこれを厚く敬い、その発願により夏越(なごせ)祭が行われるようになりました。
 藩政時代には佐賀藩鍋島家の領地となり、その祈願所として武士の信仰を集めました。境内には、元和3年(1617)に鍋島勝茂・元茂父子の連名により寄進された、肥前鳥居が残っています。また、享保5年(1720)に鍋島吉茂、天明8年(1788)に鍋島治茂と、歴代佐賀藩主により上宮石祠が奉納されました。

 見どころは、毎年秋に奉納される浮立(ふりゅう)。これは、地元の人々が古くから伝える華やかな民俗芸能で、面を着けて踊る面浮立と、鉦を叩いて踊る鉦浮立があります。
所在地 ・小城市小城町本山
問い合わせ先 ・小城市役所商工観光課=0952(73)8813
交通アクセス ・JR小城駅より車で約20分
ひとくちメモ ・毎年、旧暦9月15日には神前に、豊年感謝の意を込めて「浮立」が奉納されます。