【雲海山岩蔵寺】(うんかいざん がんぞうじ
延暦22年(803)桓武天皇の勅命により、比叡山西谷の聖命上人が下向して創設したと伝えられる天台宗の寺。その後、建久3年(1192)に後鳥羽天皇の勅命で、葉上上人(明庵栄西)により再興されたといわれます。当時の岩蔵寺は千葉氏の保護を受け、大きな勢力を誇っていました。
 戦国時代の兵火で荒廃した後、天正18年(1590)鍋島直茂の手で再興され、藩政時代には小城藩の祈祷所となりました。同寺には貴重な文化財が多数残されていたものの、昭和59年の火災により焼失したことが惜しまれます。
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