【日親】(にっしん)
応永14年(1407)、上総国埴谷生まれ。幼少のとき埴谷左近将監の養子になり、中山法華経寺の日英の弟子として修行した後、永享5年(1433)に九州総導師として小城の松尾山光勝寺に赴任しました。信仰の純粋性を求める日親は熱烈な宗教活動を行い、肥前の日蓮教団の改革に努めました。
 ときの将軍足利義教に「立正治国論」を献じて悪政を戒めたため、その怒りに触れて入獄。焼けた鍋を頭から被せられるなどの拷問を受けたものの、信念を通したことから、「鍋冠(なべかむり)日親」と呼ばれるようになったのは、有名なエピソードです。[日親座像:松尾山光勝寺蔵]
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