〈 近隣にも知られる名物の味 〉
◆小城町北東部の山中にあるのが、“西日本一の名瀑布”と呼ばれる清水の滝。落差75m・幅13mの威容を誇る滝は雄大そのもので、小京都・小城を代表する景勝地となっています。
また、清水川に注ぐこの水は、「全国名水百選」にも選ばれるほどの名水として名を馳せており、その清冽さは真夏でも変わることがありません。
観音信仰の見瀧寺宝地院で知られる清水地区では、むかしからこの滝の水にさらした鯉料理が名物となっています。宝地院の門前を中心に、現在も滝の周辺には10数軒の鯉料理専門店(写真・左)が軒をつらね、四季を問わず舌の肥えた多くのグルメを集めています。
JR小城駅から車で15分程度とアクセスも悪くなく、近隣地域からこの味を求めてやって来るリピーターは、数多くいるとのこと。小城の“味覚スポット”の代表格が清水といっても、過言ではないでしょう。
むろん、人々のいちばんのお目当ては、冷水に晒されてよく身の締まった鯉の洗い料理。まず、大皿に見事に盛られた薄赤い身の色が、目を楽しませてくれます。次に口に入れれば、コリコリした食感とあっさりとくせのない味は、味噌垂れの甘い風味とよくマッチして、一度食べれば忘れられなくなるほど。もちろん隠し味に、ピリリと効いた柚子胡椒を忘れてはいけません。鯉の洗いは各地に数々あれど、名水で磨き上げられた究極の鯉の身は、清水ならではのものといえるでしょう。また、お酒の後にお薦めなのが温かい鯉こく(写真・下左)で、泥臭さなど微塵もない味の深さは、もう絶妙というほかありません。
見瀧寺の本堂(写真・下中)へいたる長い石段を登りながら山々の霊気を吸い、参拝の後は滝壺(写真・下右)に降りて辺りに充満したマイナスイオンを全身に浴び、帰りがけに専門店に立ち寄り鯉料理を堪能する一一。清水の滝周辺が小城市民に人気があるのも、こうした心身リラクゼーションのコースがセットになっているからかも知れません。 |
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| 名 前 |
電話番号 |
ホームページ |
| 滝見屋 |
0952-72-3895 |
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| 深松屋 |
0952-72-3220 |
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| 清水屋 |
0952-72-2701 |
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| 清 竜 |
0952-72-2714 |
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| 山 水 |
0952-73-3787 |
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| よしむら |
0952-72-5740 |
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| 鯉御殿 |
0952-73-4151 |
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| 鯉しげ |
0952-72-2008 |
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| 白 滝 |
0952-73-3323 |
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| ひのでや清水別館 |
0952-73-4451 |
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| 龍水園ホテル |
0952-72-2200 |
ここをクリック |
| 小城温泉開泉閣 |
0952-72-2155 |
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〈 鯉は栄養豊富な健康食品 〉
◆鯉という魚は寿命の長いことで知られ、普通は30から40年、長いのもので100年以上も生きると言われています。そのせいか中国では古来、鯉の肉は様々な病に効く良薬として珍重されてきました。約二千年前に書かれた、中国最古の薬物書といわれる「神農本草経」には、「鯉魚胆」の名で紹介されており、目の病や心臓・腎臓などに良いと記されています。
もともと鯉はタンパク質を多く含む食品で、人体内で作られない必須アミノ酸を補給することができます。また肉の部分(特に血あい)には、含硫アミノ酸の一種であるタウリンを含有。タウリンには血圧を下げる効果があるほか、肝臓から肝汁酸を分泌させてコレステロール排泄の機能を高める効用があります。鯉が肝臓病の良薬といわれる由縁ですね。
ビタミン類では、糖質を分解する酵素を助けエネルギーに変換するビタミンB1、老化の原因と考えられる過酸化脂質の増加を抑制するビタミンE、カルシウムやリンの吸収を促し、骨や歯に沈着させる働きのビタミンDなどを多く含んでいます。
意外なところでは、出産後の母乳の出が良くなる食品として古くから親しまれてきたほか、利尿効果により体のむくみを取る、胃潰瘍の抑制、心筋梗塞や脳梗塞の予防、貧血防止、糖尿病やアレルギー皮膚炎の治療などなど、数々の優れた効用を持つ薬用食品として広く知られています。さらには滋養強壮、体力回復などに効果のある高エネルギー食としても、人口に膾炙してきました。また、コラーゲンを多く含む鯉は、あの小野小町が美容食にしていたというほど、美容効果の高い食品としても注目されています。
美味しいだけではなく栄養豊富な鯉料理は、健康を守る食品としてもすごいパワーを秘めているのです。 |